こんにちわ、タツミです
もう2月になりました2月は動物病院の診察は比較的落ち着いている月ですね特に平日はすぐに診察をお呼び出来る日が多いですね
今回は猫ちゃんの胃癌を掲載しようかと思います
飼い主さんにも了承を得た時に、『猫の胃癌あまりネットでもないので是非載せて』と言われたので気合を入れてこー。。。って感じではありますが、今月は夜間診療の準備など色々大変な事があり若干いつもより微妙なテンションの文面になっているかもですが、気にせずみてやって下さい

猫の胃癌は診察にあたる事は多くはありませんそれは少ないのもありますが、診断される事も少ないからでしょう実際胃癌は血液検査でひっかかるような病気でもなくレントゲン検査でも初期は特に大きな異常としては見付けにくくいざ診断された時には末期になっている事が多い病気です
最近人の方では血液検査でピロリ菌を利用したABC検診で胃癌の早期診断を可能にしているようですが、動物ではまだ応用は聞きません

今回の猫ちゃんは、2日に1回くらい吐くとの症状でした案の定血液検査では大きな異常はありませんでしたが貧血がありましたただ過去にも当院で1年前などに血液検査をしていただいてたので健康な時のデータと比較すると元々血が濃いタイプだったのでかなりの貧血だと一つサインとして気付けました
定期健診はこんな時に役立ちますし、こちらも素早く気付けるので助かりますね

そのまま行ったレントゲン検査では顕著ではなかったですが、エコー検査で胃壁の肥厚がありました便もいつもと変わりがなかったので少し不安でしたが、内視鏡検査とCT検査を行うとやはりエコー通りに胃癌がありました

心臓病も持っている子だったのでリスクはかなり高かったですが、飼い主さんと相談の上、食欲もじわじわ落ちてきてたので手術に踏み切りました

正直麻酔かなり怖かったですよー

でも、無事終わりました実際の画像より広範囲に荒れてる様子はありましたが孤立性の大きな腫瘍を2つ、最短時間で終わらせられたとホッと一息

病理検査の結果は『悪性リンパ腫』猫には多いリンパ腫ですが、腸は時々みますが胃のリンパ腫はあまり見た事がありません
今回腫瘍は胃の粘膜面にも浸潤していましたが、手術とその後の抗癌剤治療(化学療法)により重度の貧血も改善し、術後の確認内視鏡、CT検査では異常所見がなく寛解と言われる状態まできました
飼い主さんもですが、ボクもこっそり大喜び

この記事を書いてる間にもあまり見ない胃腫瘍のワンちゃんが2頭来られてそれにもビックリしてますが、その2頭も体重が激減してましたが、今のところは経過良く、先に手術させていただいた子は1.5倍まで体重が増えました
数日前にさせていただいた子もセカンドオピニオンで来られたのですが、胃腺癌と言われる腫瘍でしたがビルロート法と言う手術法でキレイに取りきれたので今の所は順調です

胃癌は血液検査にもひっかからず、レントゲンも慣れないと分かりにくい、さらに気付く頃には手遅れの状態まで進行している腫瘍なのでよく吐いたり、血が混じってたり、体重が減ったり黒い便(黒色便:メレナ)など思い当るものがあればすぐに相談下さい

ではでは、次回はカエルいきましょうか
興味ある方は少ないかもですが。。。ファンはいるハズ
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