こんにちわ、いつものタツミです

暑いですね~夏は好きなんですが、元々少食なのにさらに暑さで減ってしまいます濃い味のものはさっぱり食べれません患者さんにも痩せた痩せたと心配されてしまうので何とかしっかり食べないとですね
仕事中毒なところがあるので摂取カロリーより消費カロリーの方が断然多い気が。。。

まーボクの事はどうでもいいですね今回は分子標的薬ってクスリのご紹介を

分子標的薬って?と言う感じで是非とも読んでみて下さい
数年前からヒトの方ではよく使われるようになり、当院でも3年前から使用しております
今回紹介したい症例は、慢性骨髄性白血病の急性転化でかなり危ない状態から復活し、もう3年経過しましたが再発なく元気いっぱいのトイプードルのワンちゃん

最初の症状は何となく調子悪いとの事でした血液検査では白血球が上昇しており、発熱もしていました点滴や下熱剤などでは改善がなく、CT検査と骨髄検査に進みましたCT検査では全身の体内のリンパ節が腫れていました骨髄検査を行なってみると、白血病の診断でした
教科書的には大体半年くらいと書いてありました治療としては抗がん剤はありだが奏功しない事多い、ステロイドはQOL(生活の質)の維持であり治療ではない、インターフェロンは悪くはないが効果不明、ヒドロキシウレアと言う内服薬は貧血が加速してしまうリスク、骨髄移植はアメリカで1件のみでした

そこでオーナーさんと相談して分子標的薬を使ってみる事にしました動物ではC-KIT遺伝子が変異している肥満細胞腫に注目されていましたが、元々人医療では白血病の治療薬であり効果は不明だがそれでも効果を期待して使用する事になりました動物では副作用があまりないインターフェロンも併用してみました

なんとなんと、血液検査でもどんどん良くなっているではありませんか状態もすこぶる良好で7ヶ月後には白血球も正常値に戻りました全ての治療を終了し今では2年半経ちますが今年も元気にフィラリア予防に来てくれました

今回は推奨されている使い方ではなかったためかなりオーナーさんと相談した上での使用となりましたが、結果としては寛解と言える状態までこれました
ただ分子標的薬は費用がかかります3年前に使用したもの以外に今では色々出てきておりますが今後もこのようなお薬も身近に使用出来るようになるといいですね

それではすでに夏バテまっさかりでウイダーインゼリーを愛用しているボクが言うのもなんですが、夏バテには気を付けて下さい今時期は熱中症もかなり多いので動物達にも気を付けてみてあげて下さい~

次回は脳腫瘍の手術をしたコの報告をさせていただこうかと予定中です
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